校長挨拶

福岡県立門司学園中学校・高等学校
校 長  関山 尚美

 福岡県立門司学園中学校・高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。令和6年4月1日付で校長に着任いたしました関山です。本校の充実・発展のため、職員とともに精一杯取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、門司高等学校と門司北高等学校を再編・統合するという形で県下初の県立中高一貫教育校として平成16年に中学校を開校し、昨年度創立20周年の節目の年を迎えました。本年度は中学校21年目、高校18年目となり、スクールミッションである「国際貿易の歴史ある門司から、持続可能な社会の創り手として、未来を切り拓き、活躍する人材を輩出する学校」を実現するべく、校訓「自立・勉学・創造」のもと、社会に貢献し、リーダーとして活躍できる生徒の育成に尽力しています。
また、本校では、生徒の理解度に合わせて一人一人の進路実現に必要な学力、思考力・判断力・表現力や課題解決能力を身に付けていくシステムを採用しています。教員が生徒一人一人に対応したきめ細かな指導を行いながら、同時に生徒同士で助け合って教え合い、さらに切磋琢磨しながら共に伸びていくことにより成果をあげています。
 さらに、「中高一貫教育」の大きな特徴である「異年齢交流(中学生と高校生が一緒になって活動を行うこと)」を、体育大会、学園祭、部活動等あらゆる機会に取り入れており、その教育的効果が着実に上がっています。高校生は、学習面はもちろん、学校行事や部活動など教育活動全般において、門司学園生の模範となる先輩としての誇りと自覚を持ち意欲的に行動し、中学生は高校生の後ろ姿を見て憧れ、刺激を受けて成長しており、中高ともに全員が一所懸命に取り組み、活気ある雰囲気に満ち溢れています。


 今年度は、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の指定を受け、タブレット等、ICTを積極的に活用した文理横断的・探究的な学びを一層推進し、Society5.0に対応するデジタル等の成長分野を支える人材の育成に努めるなど、教育活動の一層の充実に取り組んでいく予定です。
今後も、門司学園の生徒のみなさんが、本校での6年間(3年間)の学校生活を通して、「門司学園に通ってよかった」と思う学校であり続けるように、教育活動の充実に一層邁進してまいります。

 最後になりましたが、本校の教育活動は、保護者の皆様、同窓会の皆様、地域の皆様のご協力により成り立っております。職員一同、力を合わせて努力してまいりますので、引き続き、門司学園への温かいご理解とご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。